本州最北の私鉄、津軽鉄道(津鉄)にある芦野公園駅は、青森県でも有数のさくらの名所。
さくらが見頃になるゴールデンウイークになると、駅を包み込む「さくらのトンネル」と列車を一緒に見ようと、国内外からたくさんの人が集まります。
さて、今の時期の津鉄と言えば、石炭を燃やすダルマストーブで暖を取りながらスルメを焼いて、車窓から地吹雪の景色を楽しむ「ストーブ列車」が有名です。
今、ここをご覧いただいている中にも「もう乗ったよ~」という方がいるかもしれませんね!
そう、今の津鉄沿線は寒~い冬。地元の人はもちろん、日本中の人が春を心待ちにしていると思います。
しかし、今年の冬はなんと、芦野公園駅で満開のさくらが見られるかもしれないんです!
駅構内や金木駅寄りの「さくらのトンネル」にピンク色のLED投光器を置いて照らすことで、さくらの枝に積もった雪を綺麗な花びらに変身させてしまおう!という仕掛けです。
「さくらの枝に積もった雪」と書きましたが、これが大事です。
雪は明かりをよく反射しますから…
雪が降り積もった奥津軽らしい夜の方が、より満開のさくらっぽい「見頃」になるはずです!
↓はイメージ写真です。実際は、これよりきっときれいな光景が見られると思います。
このライトアップは、2017年から毎年、冬の弘前公園(弘前市)でライトアップを行っている「冬に咲くさくらライトアップ実行委員会」の監修で行われます。
5回も実績がある団体さんが付いてくれるなんて、とっても心強いですね。
冬に咲くさくらライトアップ実行委員会オフィシャルサイト
芦野公園駅のライトアップは詳細が決まり次第正式発表いたします。
芦野公園駅の雪さくらを列車の車内から眺めても、駅の外から撮っても楽しめるように仕上げますので、どうぞご期待ください!
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